膝には、平地を歩いているときでも体重の約3倍、走っているときには約10倍、階段の上がり下がりでは約7倍の荷重がかかります。
この数字を聞くとどれだけ膝に負担をかけて生活してきたかお分かりですよね?
原因として以下のようなものがあげられます。
・老化 ・肥満 ・スポーツ障害
・偏平足 ・O脚 ・外反母趾
・重労働 ・半月板及び靭帯の損傷 ・骨折後の変形…etc
膝痛を訴えている人のうち、半数以上が変形性膝関節炎です。特に40才以上の中高年の人、女性に圧倒的に多いのが特徴です。
変形性膝関節炎ではつぎのような順に症状が現れます。
ただし、これらの症状は、急にひどくなるものではなく、何年もかけて徐々に進行するのが特徴です。
①膝の違和感
②膝のこわばり
③膝の痛み
④膝に水が溜まる
⑤関節の変形
最後まで進行すると痛みはなかなか取れなくなってしまいます。
具体的な症状で自己診断
現在の膝の状況から、悪さ加減を確認しましょう!
①膝の曲げ伸ばしをすると音がする(ゴリゴリ、ギュギュ、コツコツなど)
②階段を降りているときにカクンと力が抜けるように膝が折れる
③正座や立ち上がるときに膝痛がある
④膝が完全に伸びきらない。床に足を伸ばしても膝の裏が床につかない
⑤まっすぐに立っても膝と膝のあいだが開いていてこぶし一つ以上はなれる
⑥膝痛で正座がまったくできない
⑦運動のし始めに膝痛があるが、続けているうちに痛みがなくなる場合が多い
⑧膝を曲げるとおさらの上が張った感じ。はれているような感じがする
⑨膝の中に水を集めるように上のほうからしごき、もう一方の手でおさらをかるく押すと、こつこつとおさらが浮いた感じがする
⑩左右の膝の形がちがう様にみえる
⑪お皿が外側にずれるような感じがする
⑫膝がガクガクして、いつも不安定だ
①~③がある方は膝の軟骨である「半月板」が劣化したときに良く見られる膝痛症状です。
④~⑦がある方は「変形性膝関節症」の人が多いです。老化現象による膝痛症状の場合に多くみられます。
特に⑦は「変形性膝関節症」の特徴的な膝痛症状です。
⑧~⑩がある方は膝の中に水がたまって膝痛をおこしていることがあります。
他にも「変形性膝関節症」や「慢性関節リウマチ」の恐れがあります。
⑪~⑫がある方は膝蓋骨亜脱臼のときにみられる症状です。膝の靭帯が少し切れて膝痛をおこしているかもしれません。
診断結果はどうでしたか?
意外と痛みが無い状態でも膝痛予備軍になっているかもしれませんよ(;´・ω・)
当院ではそんな患者様にも特化したオリジナルの整体があります。
それぞれの患者様に合わせて運動指導や日常生活動作での注意事項などを説明し、患者さまのライフスタイルから見直し、より良い将来を迎えられるよう全力でサポートします!
膝の痛みでお困りの方は是非当院へお任せください!!