肩の痛みや肩の動きの制限がある場合、総称して五十肩と言います。
発症年代により四十肩と呼ばれる場合もあります。
レントゲン検査などを行っても原因不明なことが多く、
一般的に病院では
・シップの処方や痛み止めなどの注射
・自宅で安静にという指導
この2点がほとんどです。
五十肩、肩こりの違い
五十肩と重度の肩こりは全く違うもの。
肩が痛いといえば、最初はキツイ肩こりかな?と思う方が多いです。
五十肩と肩こりをも多いのですが、この二者はまったく違うものです。
肩こりは首のつけ根の筋肉の疲労が原因で起こり、五十肩は肩関節の周囲の炎症が原因で起こる疾患です。
五十肩の特徴は肩から腕にかけての痛み、腕の運動制限の主に二つです
首から肩にかけての痛みを訴えてくる場合、実はほとんどが首に由来する疾患なのです。
首、肩、腕は近い位置にあるので、痛い部位を勘違いするんですね(;^ω^)
五十肩は左右の肩に同時に発症することは少ないです。
ただし、左右が時期をずらして発症するケースもよくあります。
・腕を前や横から真上に上げる。
・腕を外や内にひねる。
五十肩の特徴として、これらの動作が制限されます。
痛みをこらえれば腕がひと通り動かせるという場合は、五十肩とはいいません。
痛みだけだと紛らわしい病気は多々ありますから、運動制限があるかないか、が五十肩を見分ける大事なポイントだと覚えておいてください(^.^)
治療の方法
鍼とマッサージ
個人差があるので一概には言えませんが鍼を打つことで、痛みが緩和されたり消失したりします。
症状部位に鍼を行うことで痛みが増す可能性が高いため直接的な鍼治療は原則行いません。
では、どこに鍼を刺すのか?
患部となる肩の“周囲”に刺します。炎症部に負担をかけずに筋緊張の緩和を図るためには、過度なストレッチや体操は避けなければいけません。
炎症部に負担をかけないために鍼・マッサージで行います。
鍼治療・マッサージ施術は、肩関節周囲の過剰な筋緊張の緩和と血流改善をすることで、痛みの緩和を図ることと関節の動きをスムーズにするのが目的です。
四十肩・五十肩の症状をとるためには、まず大前提として関節の動きを良くしてあげることが重要です。
動きがでることによって痛みが消失していくという、施術の順序があります。
マッサージと鍼は、個々の患者さんの感受性や具合に応じて使い分け、または組み合わせて行います。
マッサージと鍼を合わせることで、最短での痛み消失に期待できるでしょう。
リメイクボディ平岡式矯正法
炎症が出る理由として骨格のゆがみがあります。
肩関節は球関節と言ってボールのように丸いです。その関節が体にはもう一つあります。
それは股関節です。人間も過去にさかのぼれば4足歩行、それ故に肩と股関節は同じ形の関節なのです。
股関節にズレが生じると骨盤はゆがみ、背骨もずれていきます。
しだいに肩や首もゆがみ各所にズレが生じるんです。
そんなゆがみやズレを根本から改善させるのが当院オリジナルの矯正法です!!
問診、検査においても丁寧かつ分かりやすいので納得のいく施術内容となっています(^^♪
生活指導
痛みの強い時期には荷物や肩を上げる動作で肩に負担をかけないようにし、比較的安静を保ってもらいます。
痛みが落ち着いてきたら痛みのない範囲で動かすように指導させていただきます。
基本的には自宅で行える簡単なもの
コッドマン体操(振り子運動)という体操をしていただきます。
コッドマン体操とは?
効果は関節可動域を広げる、肩の運動量を増やすと同時に保温、血行の改善、痛みの除去などを目的としています。
その他にも色々な体操や運動をご用意しておりますので五十肩でお困りの際は是非当院へお任せください!!